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東京五輪目指す若手の新星 『湘南で育った高校生 陸上で世界へ!』

制作: tvk報道部

ことしはオリンピックイヤー。ニュースリンクではきょうとあすの2日間、東京オリンピック出場を目指して県内で活躍する若手の新星2人をご紹介します。きょうは陸上800メートルで世界に挑む高校生をわたしが取材してきました。強さの秘密は、生まれ育った湘南の海にありました。

カメラの登場に大はしゃぎの生徒たちの中で、少しはにかみながら迎えてくれたこの少年。相洋高校3年の、クレイ・アーロン・竜波さん、17歳です。陸上の強豪、相洋高校。アーロンさんは1年生の時からインターハイに出場すると2年、3年と800メートルで二連覇。去年の日本選手権では、20歳以下の日本記録を1分46秒59で更新し、高校生としては初めてこの種目で優勝。東京オリンピック出場が一気に現実味を帯びてきました。アメリカ人の父親と、日本人の母親を持つアーロンさん。小学校からの同級生はこんな話も。

この日の放課後。陸上部の練習に同行させていただくと・・着いた場所は、学校から5キロほど離れた駐車場です。練習用具を車から降ろして、これからどんな練習が始まるのでしょうか。なんとついた先は、海岸!これが、陸上の強豪相洋高校名物、冬の砂浜トレーニング。足元が不安定な砂浜を使うことで、地面をしっかりととらえる強い脚力と体幹を作ることができるといいます。これに加えアーロンさんは普段は、午前中、長距離走、午後は短距離走の選手と一緒にメニューをこなし誰にも負けないスピードとスタミナを身に付けました。しかし、顧問の先生はアーロンさんの一番の強みは心の強さだといいます。

さて、この日最後の練習は・・なんと15キロのダンベルを持ち上げながら、ジャンプで50メートル進むという超過酷トレーニング!アーロンさんも両足を固定して挑みますが・・さすが!上半身がまったくブレません。湘南の海で鍛えられたアーロンさん。実はこの海は、アーロンさんにとって原点とも言える場所なんです。藤沢市出身のアーロンさんは、サーフィンが好きな父親の影響で、小学2年生からライフセービングを始めました。ランやスイムで海での人命救助の技術を競うライフセービング競技では、全国大会で優勝したことも。海で培った高い身体能力と強い精神力が、陸上競技で花開くことになったのです。

アーロンさんが東京オリンピックに出場するためには、6月末の日本選手権までに参加標準記録、1分45秒20を切るか、ワールドランク48位以内に入る必要があります。現時点でランキングは94位。日本人で参加標準記録を切っている選手は、まだいません。東京オリンピックまで、あと半年。神奈川で生まれた期待の新星が世界に向かって走り出します。

アーロンさんはとてもまじめで優しい方で練習中もほかの部員たちに積極的に声をかけるなど常に周りに気遣いのできる方でした。卒業後はアメリカの大学に進み、さらなるレベルアップを目指すということです

東京オリンピックはもちろん今後の活躍も楽しみですね。

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